顎関節症について

今回は顎関節症(がくかんせつしょう)について書きたいと思います。これって整体に関係あるの?と思う人もいると思いますが、むしろ姿勢の乱れが招いている症状だと考えています。現に、何人も良くなった人がいます。

まず、体が捻れていると、首や顔の傾きが必ずでてきます。例えば、背骨が僅かながらでも左に回旋(上半身が左に回転している)と、普通に考えたら、顔も左に向いているはずですよね? でも、人間は無意識に前を向かせる修正が働くんです。あからさまに顔が右や左に向いている人ってあまり居ませんよね?

そうした体の歪み(ゆがみ)から首や顔の向きが変わり、それが顎の左右の開閉に影響してくるわけです。どちらかが過度に開き、どちらかが開きにくい状態になってしまうので、口の開け閉めに左右差がでてしまうんです。

なので、口腔外科さんで治そうとしてもなかなか良くならないケースもでてくるんです。様々な原因はあると思うので、姿勢の乱れだけが全てではないと思いますが、かなりの要因を占めていると考えられます。

当院では、まずは姿勢の乱れを正し、それから凝り固まった顎まわりや顔の筋肉を緩めることにより、改善していくように治療しています。なかなか良くならない方はぜひご相談ください。

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