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なかなか改善しない痛みについて

こんにちは! 今日はどこに行ってもなかなか改善しない難しい症状についてお話しします。

僕自身も、やはり100人中100人を治すことは難しいです。一回でどうにか治してほしい 的な感じで来院される方もいらっしゃいますが、かなりきつい症状の場合はそれは無理があります。

例えるならば虫歯が5本あります、歯医者さんに行って今日一回で治してください とか、骨折したっぽいんですが今日中に痛みって取れますか? と、言われているのと一緒なんですよね。。長年の蓄積での症状はそう簡単には改善しません。急性の症状 例えばぎっくり腰はその場で痛みを改善することは可能ですが、根本原因の姿勢の歪みまでは流石に改善できません。

後は、かなりご高齢の患者さんはなかな改善は厳しいですね正直。骨の変形なども絡んでくるし、こちらもいつも通りの施術をしてしまうとかえって痛くなってしまうなどのリスクがあります。

しかし、それ以外にもなかなか改善しないパターンは存在します。頭の中の引き出し全て使い、頭フル回転で全力で何度やっても元の痛みが取れないという方は、ほんとたまにいらっしゃいます。もうお手上げ、となった時に疑うべきはやはり目には見えないところなんですよね。ありとあらゆる可能性を我々は考えなくてはなりません。

腰痛で例えると、腰の癌であったり子宮頸癌やその他 内臓の病気があります。なのでいくらやっても改善が見られない場合は精密検査を必ずお勧めしてます。最近あったのでいうと、首から背中の痛みがどーーーしても取れなかった方がいます。リウマチを患っている患者さんでしたので、リウマチは頸椎ヘルニアを伴うことがよくあるんです。その方も検査したらやはりヘルニアの合併が見つかりました。全く改善しない腰や首周りの症状はそういった可能性も考えられるので、こちらも慎重に見極める必要があります。

もちろん、患者さんは色々な民間療法を試していくのは大事です、いきなり手術は絶対にやめた方がいいです。逆に言えば、精密検査で異常が見られなければ、原因は骨格・筋肉などの体の歪みと言えるでしょう。関節可動域の確認、筋出力のバランスを整えていけばかなりの確率で改善していくはずです。お困りの方はぜひ一度ご来院ください!


肋間神経痛について

今回は肋間神経痛について書いていきます。同時に呼吸が浅いと感じる人にも共通して言えることです。肋間神経痛って民間療法で治るの?と思ってる人、多いと思います。

胸郭周りの筋膜の機能異常によるものが殆どだと思います。筋膜はコラーゲン繊維でできていて、網目状に開くように広がるんですが、この開きぐ無いと、胸郭も広がらないです。

呼吸する時に胸郭が広がらない(これがピリピリと痛くなる原因)、つまり中の肺や横隔膜も動きが小さくなる(これが呼吸が浅くなる原因)ということになります。

まずは、筋膜をしっかり開くように機能的に伸ばして、それから胸郭の広がりを維持させるための筋力を出力して、最終的にインナーマッスルを意識したちゃんとした呼吸法を行えば、正直はかなり改善します。

自然発生的な痛みなら民間療法でも対応できます。呼吸が整うと、自律神経や内臓環境も良くなり、睡眠の質も上がります!姿勢は大事ですね。


膝の痛みについて

こんばんは。寒い日が続いてオミクロンちゃんも活発で困りますね。。適度に運動し、気をつけましょう!今日は膝の痛みについて書いていきます。

膝の上下左右、人により痛む場所は異なりますが、膝軟骨のすり減りが酷くない限りは、大体の原因は下肢のアライメント不良によるものです。

簡単に言えば、下肢を形成する股関節 • 膝 • 足首の3つの関節がきちんと整列し、協調性を保って機能的に動かせていますか? と言う事です。

姿勢が乱れ股関節が硬くなり、大腿部の内旋(内にグルっと回す軸回転)内転(挟む動作)の調和が取れなくなります。そうなると当然下腿も可動域が減りますので、膝やら足首などの関節痛が発生しやすくなります。

他にも要因はありますが、上記のパターンがほとんどですね。これを改善することにより症状が軽減していきます。あとは、使えなくなっている筋出力ですね、リハビリです。

お困りでしたら是非ご来店ください!


寝違えについて

こんにちは! 今日は寝違えについてです。いきなり弱気発言ですが、すんなり一回で痛みが取れないことが多いですね。全体的には楽にぬるけど、最後まで取りきれないことが多いです。

やはり大元の体の歪みがキツいことにより、寝違えのリスクも上がるんですが、それに拍車をかけるように変な体勢で寝てしまうと、背骨と首の骨の捻れがさらに酷くなってしまうからです。

カップリングモーションといって、簡単に言うと胸椎と頸椎の捻れ方が逆になる、胸椎と腰椎の捻れが逆になる、といった現象が起こるんです。これは身体のバランスをなるべくまっすぐ保つためだと考えられます。

ようは、首から腰までの全部の背骨が同一方向に回ってしまうと、人間立っていられない、座れない みたいになるのを防いでいると考えています。なのでカップリングモーションによるズレを考えながらやらないといけないんです。

まあ全ての症状においても もちろん考慮しないといけませんが。1番難しいのが、どこの背骨が動きが悪いか、捻れすぎているか、これを最終的に見つけ出して動きを正常にもどさないとなかなか最後のスッキリ感がでません。あとは東洋医学的な経絡治療もぼくは取り入れて腕脚の反応点をみたりもしますね。

筋肉的な炎症や機能低下を修復するのももちろんやりますが、どこの何番目の骨が動きが悪いか、なかなか見極めるのはむずかしいしですね。長い人でも3回やればかなり改善されますが、良くなるには2回くらいが多いかなと。

寝違えは、体の歪みが取れてないと頻繁に何度でもなります。ギックリ腰もまさに一緒です。まだまだ勉強の余地ありですな。精進します!


体幹トレーニングの意味

こんにちは。今日で今年は最後の投稿になります。年内は明日28日まで、年明けは4日から通常営業となります。

さて、今日は皆さん大好きな体幹トレーニングに付いて書いていきます。結構ユーチューブでも手軽に見れてやってる方も多いと思います。ですが、鍛えているのは良いのですが、姿勢が悪い人がやってしまうと、「その姿勢を固めている」ことになっているんです。

体感トレーニングは、まさに「今」の体の状態を維持させるための筋トレです。つまり、姿勢が良い状態で始めないと良くないんです。良い姿勢を維持するのと、悪い姿勢を維持するのってどっちが良いですか?当然前者ですよね。インナーマッスルという体の言わば中心線(大黒柱)が真っすぐな状態をより強く補強していくのが良い体幹トレになります。細かい話は省きますが、呼吸そのものがインナーマッスルの働きになりますんで、正しい呼吸をしっかりできてからが体幹トレのスタートです。

そして最も大事なのは、体の「協調性」を持って鍛えられているかどうかです。骨盤が後傾してたり猫背のままやっても楽ちんな動かし方になってしまいあまり意味はないと思っています。ちゃんとやると非常に難しいトレーニングなんです。簡単にできたら間違ってると思った方が良いですね。

もし興味ありましたら、自重ですがトレーニングもやってますんでぜひいらっしゃってください!


腰の前屈痛と後屈痛の原因

お久しぶりです。かなりお久しぶりです。。今日は腰痛の種類で、前屈痛と後屈痛が主に上げられます。

前屈痛の場合、前に背骨がしなっていきますよね? その背骨の動きと同時に骨盤も前に傾いていくようについて行かないといけないのですが、何らかの要因で骨盤が前傾位になれなかったり、もしくは後傾してしまうことにより、結果 腰椎と骨盤が離れていってしまい、腰と骨盤の境目あたりに痛みがでます。これが前屈痛のメカニズムです。

逆に後屈痛は猫背により肩甲骨間の背骨が、物理的にしなることができず、結果 背中から下の腰骨だけがお腹の方に突き出るように過度に反ってしまう、つまり反り腰ですね、これが後屈痛のメカニズムです。

ま、つまりはちゃんと動かせなくなっているんです。これも姿勢の乱れからくる要因はかなりあります。なので体のバランスは整えて正しい動かし方を学習しましょー!


脚の浮腫について

たいへん、たいへんご無沙汰MAXでございマッスル。。すっかりブログの存在を忘れていました。。今回もしっかりわかりやすくかいてまいります!

浮腫(むくみ)とは第二の心臓と言われているふくらはぎの筋肉が使えてないと、重力に逆らい下から上に押し戻すポンプ作用の働きが鈍り、停滞してしまうのがほぼほぼの原因です。足の指や足首を機能的にしっかりと使ってあげることが、まずは重要になってきます。

他の要因もありますが、ここでは上記の内容のみに絞って書いていきます。

毎度毎度同じなのですが、まずは姿勢の乱れから猫背や骨盤の歪みにより、下肢の筋肉の出力バランスが崩れてきます。よくありがちなのは、下腿(膝から下)が外に捻れてしまい、足首の向きが若干 捻挫(ねんざ)する方向に傾いてしまいます。解剖学的用語ですと内反と言います。足の裏が内側に向いてくる感じです。

そうなると、スネ周りの筋肉やふくらはぎの筋肉がうまく働かなくなります。ようは、足の指よ足首が機能的に使えなくなってしまうんですね。

やってみるとわかると思いますが、足首を下に向けて動かしてみて下さい。その時に、ふくらはぎの筋肉がキュッと使って力が入る感覚がありますか?おそらくあまり分からないはずです。足首を上に向けて動かす時にスネの筋肉がキュッと使っている感じは何となくわかると思います。前よりも後ろ側のほうが力みずらいんですよね。だから浮腫になりやすいんです。

では単純に、簡単に機能的に足首と足の指の動かし方を説明します。ふくらはぎを意識的に動かすには、足首を下に曲げていきます。その時に親指から曲げていくように誘導してみましょう。足の指や足裏も曲げていく意識があると尚良いですね。扁平足にも良いですよ。この時にふくらはぎがキュッと使っている感じがでてくるまでやりましょう。親指から行くのがポイントです。

逆に足首を上に向けて動かすのはスネの筋肉でもちあげます。その時に、今度は小指からもちあげます。スネの横の腓骨筋も使うイメージが良いですよ。

できたら膝が伸びてる状態を維持しながらやってください。前モモの筋肉に力を入れれば膝が伸びます。膝から下の筋肉を満遍なく使ってあげましょう!

このやりかたでもまだふくらはぎの筋肉に力が入らない方は、背中が丸いいわゆる猫背のようになってしまって骨盤が後傾してるのが原因でしょう。背中にシワを寄せるように肩甲骨を引き寄せてからスタートしてみてください!


運動神経について

今回は気になる方も多いと思いますが、運動神経の良し悪しについて書いていきたいと思います。

『生まれ持った身体能力』は、今回の場合は少し当てはまらない感じはあるとは思います。スポーツ万能な人や、体の不自由な方など様々ですからね。何を言いたいかというと、『努力すれば身体能力は上がる』ということです。逆を言えば『何もせずサボっていたら身体能力は下がる』ということになります。

つまりどういうことかと言いますと、『全身の協調性』がカギになっているんです。筋力は二の次として、まずはこの協調性がないと体は上手く動かせません。それにも姿勢の歪みは大きく影響します。

例えば『走る』どういうことを考えた時に、どうすると早く走れると考えますか? おそらく『腕を振る』『モモを上げて走る』というのがだいたいの回答になると思います。この2つを具体的に考えてみましょう。

まずは『腕を振る』から。確かに合ってます、ただ考え方の問題なんです。具体的には、『肩甲骨から動かす』というイメージに変えるだけで良いです。肩甲骨から動かすと、肩甲骨を背中に引き寄せ・引き下げてくれる筋肉達が働き、上半身が起きてきます。そうするとお腹が引き上がり、腹筋郡も働き始め体がぶれなくなってきます。

次に『モモを上げる』については、一番大事なのは『腸腰筋』(ちょうようきん)の働きを活性化させてあげるということです。ただそれには、前途の『肩甲骨が引き下がり上半身が起きてお腹が引き上がる』ということがまず大事になってきます。

その状態でないと腸腰筋はうまく働きません。そしてもう1つ大事なことがあります、これが非常に大切な考え方ですね。歩くときも走るときも一緒なのですが、

『足底で地面を後ろに蹴ることによる推進力で前に進んでいく』

これがめちゃくちゃ大事な要素です。皆さんは、歩くときも走るときも、脚を前に出そう出そうとしていませんか?実は身体の良い使い方としては、脚を後ろに蹴るようにしていくと、勝手に脚が前に進んでいく感覚になるんです。

モモの後ろ・お尻の筋力をしっかり使うことにより、骨盤が前傾になり結果的に腸腰筋が使いやすくなっていきます。こういった一連の流れにより『体の協調性』がでてきて、パフォーマンスが向上していきます。

こういったちょっとした工夫で劇的に歩き方や走る速度が変わっていくんです。ぜひ試してほしいです。まだまだ細かく書けばいくらでも書けますが、ざっくりとこれくらいの意識だけでも変化はでるはずです!もちろん筋トレも大切ですが、まずは使い方から変えていきましょう


便秘について

またまたおひさしぶりになってしまいました。今回も皆様のお悩みに役立つ記事を書きたいと思いますのでぜひ読んでみてください。

今日は慢性便秘について書きます。よく女性で悩んでいる方が多い症状ですね。食事のバランスが悪い、水分摂取量が少ない、とか色々原因はあります。もともとの体質や、遺伝的な要素も無きにしもあらずです。

ここでは、解剖学的に捉えた観点からお話しします。当院は施術の前に、骨盤の歪みや体の捻れをチェックしますが、もう1つ大事なチェックポイントは、肋骨の左右差を見るということです。

患者さんを仰向け(上向き)で寝てもらい、上から左右の一番下の肋骨の位置関係を見ていきます。すると、大体はどちらかが低く見えます。で、今回の便秘の場合は左側の肋骨が低い場合によく見られます。そして、肋骨と骨盤の距離が異様に狭くなっています。だいたい1センチあるかなぁくらい。普通の成人なら肋骨と骨盤の幅はだいたい2~3センチは離れています。

つまりどういうことかというと、腹筋が短縮を起こしているということです。腹筋は大雑把に言うと、肋骨から始まり骨盤にかけて付着しています。なので、腹筋が肋骨と骨盤を引き寄せあってしまっているために幅が狭くなっているんです。

お腹が短縮すると、腸内の空間が狭まり、それにともない便の運びが悪くなってしまいます。とくに左側のお腹は腸の出口が近いため、左側のお腹の短縮が強いと便が押し出しづらくなるんです。これが慢性便秘の原因としてよく見られます。

お腹が短縮すると体は前のめりになり、猫背を引き起こし、肩こりや腰痛の原因になります。なので便秘が当たり前 みたいに想っている方は、ぜひ体のチェックをすることをオススメします。確実に姿勢は良くないはずです。お腹を伸ばすストレッチや背筋の出力を上げるなどの施術はかなり有効です。

姿勢の歪みはあらゆる体の不調の原因となります。放っておかずに常に疑問に思い、体と向き合ってくださいね!


腱鞘炎について

かなりお久し振りです。。書くのをすっかり忘れてしまいました。。すいません。今日は腱鞘炎です。料理人でフライパン振りすぎたりずっと包丁もってたり、赤ちゃんのお世話でなってしまったり、原因は様々ですが。

まず、『使いすぎ』というのが一般的なイメージですよね? 確かにそうです。読んで字のごとく腱の炎症ですからね。整形外科にいくと、『しばらく安静に。痛み止めと湿布だしときますー。』とか、『痛み止めの注射打ちましょー。』とか言われますが、全てその場しのぎの対処療法ですので治らないです。

そもそも、『安静に』とか、不可能でしょ(笑)? まったくふざけた回答ですよ。ではどうすれば治るのか? 手首回りだけの治療だとまったく変わりません。まずは肩甲骨の動きをださなくてはいけないんです。

そもそも、腱鞘炎の人は皆必ず姿勢が悪く猫背になっています。そのせいで肩甲骨が前方かつ上方に引っ張られてしまっていて、そのせいで肩の可動域が制限され、肘や手首の動きまで悪くなり、結果 負担がかかりまくってしまい痛みがでてくるんです。要は、肩・肘・手首の関節アライメント不良 (お互いの関節の協調性が無い状態) で、なめらかに使えてないのが根本的な原因です。

よく、『猿腕』って聞いたことありませんか?体の前に手の平が上に向くように両腕を伸ばして両腕をくっつけた時に、肘から先がピタッとくっついてしまう人いますよね?あれは、肩甲骨と肩関節が前方に引かれ、尚且つ肘関節が真っ直ぐ伸びなくなってしまっているからなんです。結果、手首の可動域も制限されて悪くなる。まさにこの状態の人は、腱鞘炎になりやすいです。

いつも、毎度 結論は一緒ですが、まずは姿勢が悪いと色々不具合が生じてくる ということでござる。