2019年05月一覧

筋トレの良し悪し

毎度おひさしぶりです。今日は僕の嫌いな筋トレについて書きたいと思います。

嫌いというと語弊がありますが、あまり好きではないですね。筋肥大を目的とした筋トレが嫌いなだけですかね。。人それぞれですが、僕はしなやかに体が思い通りに動かせるようになるための意識的な動かしかたをするトレーニングを薦めます。

イチロー選手も言ってましたが、自分の生まれ持ったバランスを崩さない方が良いと思うからです。体を大きくする = パフォーマンスが上がる では無いですから。

いかに余すとこ無く身体中の筋肉を動かせるかが焦点になるからです。腕立て伏せ、腹筋、スクワット よくある代表的な筋トレも、『何を目的として、どう動かしたら正しく効かせることができるか』 これが最大のポイントになります。

腕立て伏せも、力こぶや胸まわりの肥大は誰でもできます(努力は必要ですが)。腕立てのときに背中を丸くし、肩甲骨や背骨の動きをほとんど使わないでやる人がほとんどなんです。

スクワットもほとんど人がただ膝を曲げる屈伸動作がスクワットだと思っていると思いますが、ここで 『何を目的として、どう意識したら狙いたい筋肉に効かせることができるか』 これが大事。太もものどこに効かせたら今のあなたに有益なトレーニングになるか、わかりませんよね? 太ももの前ですか?後ろですか?はたまた内側ですか? 例えばこういうことです。狙うポイントによりやり方が異なるからです。

背骨のしなり、骨盤の傾き、下肢の角度、これらの意識で狙いが変わってくるんです。腕立て伏せや腹筋も同じです。『どうやれば貴方に有益なトレーニングになるか』ですよ、何度も言いますが。。

はたまた、『意識して考えながらやってはいるけど、なんかそこに上手く効かせられない』 こういったパターンもありますよね?これは姿勢の乱れによるパフォーマンス低下が原因なんです。インナーマッスルの働きが悪く体幹が非常に使いにくいので、体を意識的にコントロールできていないからです。こういった感じで、『ま、やらないよりはいいだろ』となり、偏ったトレーニングになり、身体を壊していくことに繋がってきます。ただやれば良い では無いです。筋トレやストレッチは、簡単にできたらむしろ間違ってると思ったほうが良い。基本的にやりずらく、キツイものです。できなくて当たり前、それを出来るようにしていくことが身体にとって進歩のあるやり方です。

こういった進歩の積み重ねが、貴方の身体を治していくことにも繋がるし、パフォーマンス向上にも繋がってきます。