2019年11月一覧

腱鞘炎について

かなりお久し振りです。。書くのをすっかり忘れてしまいました。。すいません。今日は腱鞘炎です。料理人でフライパン振りすぎたりずっと包丁もってたり、赤ちゃんのお世話でなってしまったり、原因は様々ですが。

まず、『使いすぎ』というのが一般的なイメージですよね? 確かにそうです。読んで字のごとく腱の炎症ですからね。整形外科にいくと、『しばらく安静に。痛み止めと湿布だしときますー。』とか、『痛み止めの注射打ちましょー。』とか言われますが、全てその場しのぎの対処療法ですので治らないです。

そもそも、『安静に』とか、不可能でしょ(笑)? まったくふざけた回答ですよ。ではどうすれば治るのか? 手首回りだけの治療だとまったく変わりません。まずは肩甲骨の動きをださなくてはいけないんです。

そもそも、腱鞘炎の人は皆必ず姿勢が悪く猫背になっています。そのせいで肩甲骨が前方かつ上方に引っ張られてしまっていて、そのせいで肩の可動域が制限され、肘や手首の動きまで悪くなり、結果 負担がかかりまくってしまい痛みがでてくるんです。要は、肩・肘・手首の関節アライメント不良 (お互いの関節の協調性が無い状態) で、なめらかに使えてないのが根本的な原因です。

よく、『猿腕』って聞いたことありませんか?体の前に手の平が上に向くように両腕を伸ばして両腕をくっつけた時に、肘から先がピタッとくっついてしまう人いますよね?あれは、肩甲骨と肩関節が前方に引かれ、尚且つ肘関節が真っ直ぐ伸びなくなってしまっているからなんです。結果、手首の可動域も制限されて悪くなる。まさにこの状態の人は、腱鞘炎になりやすいです。

いつも、毎度 結論は一緒ですが、まずは姿勢が悪いと色々不具合が生じてくる ということでござる。