2019年07月一覧

耳鳴りも姿勢の乱れ

またまたお久しぶりです。前回の顎関節症同様に、整形外科疾患以外でも姿勢治療で対応することもできます。

よく、首の前側にある胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)の過緊張にが耳に影響しているなどと書かれています。これは間違ってないと思います。

もちろん胸鎖乳突筋の緊張だけが耳鳴りの原因ではありませんが、耳鼻科に行っても治らないものは、姿勢からのアプローチがかなり有効になります。ようは、首肩やら耳やら頭やらを取り巻く筋肉や関節の乱れを取り除けば良いわけで。

先程述べた胸鎖乳突筋もそれで緩みますので、耳の内外の緊張が減って症状は軽減していくはずです。はずというか、数回の施術で耳鳴りが消えた もしくはかなり軽減した という患者さんは3人います(あまり耳鳴りを伴って来院される方が少ないので。。)。

たた、今での経験で言わせていただきますと、80歳以上の方々の耳鳴りは改善させてあげることは、できませんでした。これは、姿勢の改善が難しいのと、筋膜が伸びない 骨が変形していて関節が動かせない など、アプローチが想うようにできないからだと考えています。何事も、どんな症状でも、

早いうちに若いうちに対処かしたほうが、治る確率はかなりあがるでしょう。耳鳴りと姿勢の乱れの関係