2018年09月一覧

頭痛は危険信号

頭痛の8割以上は首肩コリによるものです。ほとんどと言っても過言ではありません。

姿勢のみだれで、筋肉が硬くなり血行不良の酸欠状態に陥っている状態ですね。首や肩の筋肉は後頭部まで繋がっています。これが頭痛や体調不良に発展していくのです。

肩甲骨を動かし肩周りの筋肉を動かす簡単な運動やストレッチは有効です。が、やはり姿勢の善し悪しは身体に非常に重要になってきます。

頭痛は、脳梗塞や脳出血のリスクに繋がる大変危険な症状です。確実に危険な信号を身体が発していると思ったほうがいい。放っておかないこと。毎日のように頭痛があるのはあきらかにヤバいですよ。

血圧が高いのも頭痛に発展していく要因になります。 突破的なドーンという激痛はすぐ病院に行った方がいいです。整体やら鍼灸やら、受けてもなぜか取れない長い頭痛は、疑いの目を向けすぐに病院に行くことをおすすめします。

身体の信号は、見逃さないこと。無視し続けるから大変なことになる。気を付けましょう


どうして猫背になってしまうのか?その改善作は?

普段の仕事であったり、テレビを見ている姿勢であったり、その人の持つ『日常の癖』が確実に原因しています。

体が丸くなるということは、つまり胸からお腹あたりが丸まってしまっている状態(収縮)ですよね。ということは、背中側は反対に常に引き伸ばされっぱなしの状態(伸張)になり、こちらもこちらで背中が丸くなってしまっています。

お腹側が収縮しているから、背中が引っ張られてしまっているので猫背になる。よく考えてみて下さい。では、真逆のことをすれば良いのでは?つまり、背中側の筋肉に力を入れて収縮させれば、お腹や胸が起き上がってくると、単純に思いませんか?

まさにこれが答えです。猫背の人は『背中が丸い』のではなく、『お腹〜胸が収縮して丸くなっている』結果、体の前面に引っ張られてしまい背中が丸みを帯びてしまって見える。ということです。なので、背中の筋肉達を収縮できるようにすれば、背筋が伸びて勝手に胸が張れてくる。背中に力を入れるっていうのがポイントですね。

まあ、筋膜の捻れ癒着やそういったものを取り除いてから今のことをやってあげるとなおいいですね。

 


寝付きが悪い、睡眠が浅い理由

皆さんも身体が疲れきっているのに何か眠れない、寝ても寝た気がしない、朝起きたら身体がバキバキ、など経験ありませんか?

これは身体にとって非常にストレスのかかった良くない状態です。

自律神経には、興奮作用のある交感神経と、リラックス作用のある副交感神経の二種類あります。

寝付きが悪い、眠りが浅い、朝起きたら身体がバキバキ、まさにこれらは身体の緊張が抜けていない交感神経優位の状態です。寝るときは副交感神経優位にならないとぐっすり眠れず、浅い睡眠になります。

身体が緊張している=姿勢が悪く筋肉が硬くなっていて、関節も動かしづらい状態

ということです。非常に窮屈な状態で寝ているから眠りが浅くなるんです。猫背もなく骨盤の状態も良ければ、必ず筋肉も柔らかく血行も行き渡り、リラックスした状態で眠れます。

自律神経のバランスは、姿勢のバランスとイコールなのです。たかが猫背 されど猫背。たかが肩こり されど肩こり。たかが腰痛 されど腰痛。

姿勢が良ければ痛みもなくリラックスし、副交感神経優位になり気持ちも安定し、様々な面で良いことだらけ!根本的改善は全てにプラスに働きます。

https://www.sarunoi.com 鍼灸申之居


足底の接地で人間のバランスは決まる

今日は足底の接地についてです。人間は本来、足の親指と人差し指の間あたり(母趾球筋)寄りに重心が乗っている状態が理想だと言われています。

しかし、猫背や骨盤の前後傾角度が正常値よりも超過していると、骨盤や股関節の開き具合に影響がでてきます。

足裏の内側に重心が乗っているには、股関節を内旋(内軸回旋)させる筋肉達がしっかり働かないといけません。ガニ股やO脚は股関節は外旋位になっています。

要は脚の付け根(太もも)からスネの骨に、しっかり内側に回る力が伝わって初めて母趾球筋を中心に足裏の内側に重心が乗るのです。

これができていれば、良い姿勢を保ててパフォーマンスが上がります。

逆に言えば猫背や骨盤の状態が良ければ、重心がしっかりと前途のように乗るようになる、ということです。

生まれつきに扁平足ぎみの人や、甲高な人、様々ですが、要は姿勢と身体の使い方です。ま、だいたいはここにたどりつきどれも答えは似てきますが(笑)。。

体重が足裏の外側(小指側)にかかっているのか、親指・人差し指側にかかっているのか、プラスアルファ踵寄りなのかつま先寄りなのか。

足裏の接地は、そこから頭の先までの人間のバランスの全てを決めている ということです。

では次回は、扁平足や外反母趾について書いていきます。

鍼灸申之居 https://www.sarunoi.com