イチロー選手の思考がやはりすごい

こんばんわ。今日はスーパースターのイチロー選手について書きます。

今まで、彼のインタビューや動画をことごとく見てきました。見てきた方は多いと思いますが、これをいかにどのようにとらえて吸収してきたかは、様々だと思います。

僕の場合はやはり、彼がどういうトレーニングをしているのか、どういう考えで毎年打撃方を変えてきたのかなど、選手として野球に対する考え方を参考にさせてもらっていました。

すごく気づかされることが多かったですね。凄すぎます。まず、何個か彼が言っていたいくつかをピックアップします。こういった考えは正に今の当院の施術に繁栄させていただいており、かなり今の施術スタイルに影響しています。

① 人それぞれが持っているもともとのバランスは絶対にくずしてはならない

② 人体の構造を理解した上でプレーする。

③ 力の抜き方。

④ 投げ方や打ち方は偏ってしまったらダメ。

さ、大きくこの4つですね。精神力やビジョンに関しては神すぎて言及できないです。まず①からいきましょう。

①はトレーニングですね。必要以上の筋肉肥大は危ないという概念。すばらしいですね。確かに、やたらとでかくなりすぎた松坂大輔さんとか清原さんなどは、もともと細身の選手。結果が思うように出ずにケガばかり。筋力アップは強くなるのではなく、体の使い方が伴わなければ単なる重りになり関節に負担がいきます。

例えでイチロー選手が言っていた、『ライオンやトラは鍛えてないのにもともと強いよね?人間は知恵があるからやってしまうんです』と。

最近、とくに思うのはボルダリング日本を代表する女性選手達の肉体。けっしてムキムキすぎないんですよ、見た目的に。自然とついた筋力な感じがする。必要に応じて勝手についていった感じかな。ま、もちろん天性な感覚や身体能力もあるとは思いますが。

②は正に体の使い方。②を理解した上での筋力アップをしないといけないんです。これは正にわたくし申之居がやっていること。これができたら、大した筋力は要らないんです。要は全身の筋肉の協調性が最大限のパワーを出力してくれるからです。柔軟性もあれば尚更。

③はねぇ、、イチロー選手の考え方は凄すぎます。ほんと、これはなかなかできないし、ほとんどの人たちがそこに考えが至らないですよ。ですが、『確かに』みたいな ね。肩の力を抜いてと言われたときに、膝の力を抜かないと肩の力は抜けない と言っていた。下肢の筋緊張のバランスから骨盤の位置・状態が肩甲骨や背骨の動きに多大なる影響を及ぼすからです。

あとこれがすごい、『目から伝わる緊張が全身の緊張に繋がる』。。ま、ま、マニアックーー!!すげー!! ピッチャーの動向をバッターボックスから睨み合う感じになるときに、その『睨み』の『目力』が筋緊張に繋がる、と彼は言っていた。。もうね、そこはねぇ、感動すら覚えました。感覚をここまで研ぎ澄ませて試合に臨んで尚且つ反省し次に活かしているのかと。確かに、目は全てを物語る。我々治療家も患者さんの目付きで何となく人柄や自律神経の状態は察しますよ。あの大舞台の緊張感の中で。ヤバいよ!イチロー様!!

④もかなり大事。ここではあえてザックリ言います。右利き左利き、この概念だけであらゆることが普通定まってきます。何気ない日常動作に癖がでてくるからです。ですが、よくよくイチロー選手を見てください。

あのライトからのレーザービームとまで呼ばれた右肩の強さ。そして、どんなに難しい球も打ち砕く左打席でのバッティングセンス。あれ? 右で投げて左で打っていませんか?

そうなんです、これですよ。彼が意図してそうなったのかは定かではありませんが、体の使い方のバランスとしては、かなり大事なんです。あ、大谷選手もそうですよね、松井秀喜選手もそうでしたよね! 超一流選手にはいるんです。

右利きが右で投げて右で打ってたら、やはり体の捻る方向が偏り、歪んできます。水泳でもクロールで右の息継ぎばかりしていたらやはり一緒ですよね?

イチロー選手はこれなんですよ。至近距離なピッチャーもできるんですよね。遠投もすばらしい。そしてヒットのイメージが先行していますが、打撃練習の時はほぼ全てホームランを打つんです。凄すぎますよ、完璧ですよね。

ただ、誰も真似できない。これですよ。あらゆる思考と努力の結晶ですよ。天才ではないんですよねきっと、ただ単に野球が大好きで上手くなりたい一心。これが成長の種、そして壁にぶち当たったら逃げずに乗り越える。。まさに今私が足りない全てのことなのでございます。。はぁ、自分に甘いのはなかなか直せないもんですが、皆様頑張りましょう!

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