座り方に気を付ける

普段、何を気を付ければ身体に負担が少なくてすむか。なかなか難しいですよね。今日はデスクワークにおいての座り方について書きたいと思います。

大体の人は、浅く座り背中が丸くなり、骨盤が後傾になる座りかたをしてしまいます。楽に座ってしまいますよね。電車のなかでもよく若者がふんずりかえって座ってるのを見ると、職業柄かすごく正してあげたくなってしまいます。でもからまれたら嫌なので注意はしません!

ですが、どう正せば正解なのか?これがわからない人がほとんどではないでしょうか。

簡単に言うと、坐骨ってありますよねぇ?お尻と太ももの境目にあるゴリっとした骨がそれです。座っている時に坐骨の接地面が、椅子に対して垂直になっているような感じで座ると良いですよ。

やり方としては、椅子に腰かける時に、「お尻を突き出して座り、そのまま上半身を起こしてあげて、頭から糸で引かれるように上に伸びる」と、自然と坐骨を軸に座れます。ここで大事なのは、「坐骨で座る=骨盤が前傾位になりやすい」ということです。

骨盤が前傾位になると、自然と背筋が伸びます。丸くなりにくい状態になるんです。たたし、猫背要素が強い人は骨盤をムリに前傾させようとしがちで、そうすると頭から上に伸びる感じではなく、「無理やりお腹を突き出し腰を反ってしまう」いわゆる反り腰の状態になってしまいがちです。

あくまで姿勢が良くなるポイントは、「頭から糸で引かれるように上に伸びる」ことで、お腹を突き出して無理やり骨盤を前傾させるのは、上下運動ではなく「前後運動」になってしまいます。無理にそれをしてしまうと腰が過度に反ってしまい痛みがでるので気をつけましょう。

坐骨を感じて座りましょう。「尻っぺた」で座る=骨盤が後傾してしまい背中が丸くなります。気がついたら修正しましょうね!

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